技術別施工事例
技術別施工事例
処理対象の泥土が円筒状の混合室の中を流下する途中で、セメント系固化材や石灰などの改良材と混合撹拌され、下部排出出口から定量排出されるといった原理に基づくものです。
泥土と改良材との混合量の割合はローター形の排出装置の回転速度の調整と、ロードセルによって計測される改良材のホッパー内の減少量を調整することによって、任意に設定することが出来るところに特徴があります。
すなわち、定所の円形断面を持つ混合室を流下する泥土の速度と、その断面に連続的に供給される粉体状の改良材の量のいずれかを調整することによって、所要の混合割合の改良土が得られるようになっています。
攪拌翼背部の回転軸部から空気圧送で改良材を吐出散布し、
攪拌軸および攪拌翼の回転と共に円形面状に散布・拡散。
さらに泥土が連続的に供給され、これらの面が連続的に続くことになります。
また、多段に配置された攪拌翼が散布・拡散された改良材と泥土を高速攪拌しており、改良材の拡散効果と攪拌翼による攪拌の相乗効果により高精度の混合が可能となります。
環境浄化や洪水、浸水対策のために、河川の堆積ヘドロを浚渫船等を用いて浚渫します。
挟雑物を除去した浚渫土を、プラント(MUDIX)で連続的に運転管理しながら、固化材と適合処理を行います。
良質土に変えた改良土は、地盤沈下区域の嵩上げ、道路の路体、盛土材等に再利用されます。